
健診結果を活かして
生活習慣を改善しよう!
健康づくりは、自分の体の状態を知ることから始まります。健診結果を活かして生活習慣を改善し、健康的な生活を送りましょう!
ステップ1 まずはここから!自分の健診結果をチェックしよう
健診結果が届いた今こそ、生活習慣を見直すチャンスです。今回の健診結果を下の表と比べてみて、基準値から外れている項目や、気になる項目がないかチェックしてみましょう。
【特定健診の主な検査項目一覧表】
尿糖は、日本人間ドック学会の判定区分に基づく。
- 基準値の場合
- 今のところ問題ありません。ただし、基準値内でも年々数値が悪化している項目がないかを確認することが重要です。
- 保健指導判定値の場合
- このまま放っておくと、悪化して病気になる恐れがあります。特定保健指導※の対象になった場合は必ず受けましょう。
保健師や管理栄養士など専門家の支援を受けながら、生活習慣の改善ができるプログラム
- 受診勧奨判定値の場合
- 検査数値がこの値に該当すると、再検査や医療機関での治療・指導が必要となることがあります。
会社は安全配慮義務に基づき受診を勧奨しており、数値基準は所属会社によって異なります。
会社から再検査の指示があった際は、速やかに医療機関を受診してください。

ステップ2 放っておくと危険!生活習慣病を知ろう
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、飲酒、喫煙、休養などの生活習慣が、発症に深く関与している疾患のことです。生活習慣病の多くは自覚症状がないまま進行するため、気づいた時には、引き返せないほど悪化していることもあります。
健診結果を見ながら、当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。
肥満
- 【健診結果で見る項目】
- BMI、腹囲
肥満とは体内の脂肪が増えすぎた状態のこと。摂取エネルギーが消費エネルギーより多いと肥満になります。さらに高血圧や脂質異常、高血糖の2つ以上を併せもつと「メタボリックシンドローム」と判定され、さまざまな生活習慣病の原因になります。

高血圧
- 【健診結果で見る項目】
- 収縮期(最高)血圧
拡張期(最低)血圧
高血圧とは慢性的に正常域よりも血圧が高い状態のこと。高血圧を放置すると、血管の壁が傷ついたり、弾力を失ったりして動脈硬化が進み、脳卒中や心臓病、腎臓病など命に関わる病気を引き起こします。

脂質異常症
- 【健診結果で見る項目】
- 空腹時中性脂肪、随時中性脂肪、
HDLコレステロール、LDLコレステロール、
Non-HDLコレステロール
脂質異常症とは血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が多い、またはHDL(善玉)コレステロールが少ない状態のこと。血液中の脂質のバランスが崩れると、血液はドロドロになって、動脈硬化を進行させます。

高血糖
- 【健診結果で見る項目】
- 空腹時血糖、随時血糖
HbA1c(NGSP)、尿糖
高血糖とは血液中のブドウ糖があふれている状態のこと。過剰なブドウ糖は血管を傷つけ、神経にもダメージを与えます。慢性化すると糖尿病となり、体のさまざまな部分に悪影響が出てきます。

肝機能異常
- 【健診結果で見る項目】
- AST(GOT)、ALT(GPT)
γ-GT(γ-GTP)
肝機能異常とはウイルスやアルコールなどにより肝臓の細胞が破壊されたり、肝臓に中性脂肪が蓄積したりしている状態のこと。肝機能異常が続くと、肝硬変や肝がんなどにつながる可能性があります。

腎機能異常
- 【健診結果で見る項目】
- 尿蛋白
腎機能異常とは腎臓の機能が低下して、体内の老廃物を排出しにくくなった状態のこと。腎機能が低下した状態が続き、慢性腎臓病(CKD)へ進行すると、透析などの治療が必要になるほか、合併症のリスクも高くなります。

ステップ3 健診結果を活かす!生活習慣改善ポイント
精密検査や医療機関の受診が必要と判定されている項目があったら、必ず医師の診察を受けて、医師の指導のもと生活習慣の改善に取り組んでください。
また、健診結果が基準値内でも年々基準値外に近づいている項目があれば、生活習慣を改善していきましょう。
食事
食事内容や食行動を見直そう!
偏った食事内容や不規則な食行動は、生活習慣病のリスクを高めます。栄養バランスと規則正しい食行動を意識しましょう。
- 食事内容を整えよう
- 単品(丼もの、ラーメンなど)よりも定食スタイルをチョイス。
- 食卓で調味料をなるべく使わず塩分は控えめに。
- 買い物は栄養成分表示を確認しながら。
- 食行動を見直そう
- 朝ごはんは抜かない(代謝が落ちて太りやすくなる)。
- 残業などで夜ごはんが遅くなる場合は夕方に補食を取る(スープ、ヨーグルトなど)
- 就寝前2時間以内の食事は控える。

運動
日常生活の中で体を動かす機会を増やそう!
生活習慣病の予防と改善のためには、体を動かす習慣を取り入れることも大切です。歩くなどの有酸素運動に筋力トレーニングを組み合わせると、運動効果を上げることができます。
- 歩く機会を増やそう
- できるだけ階段を使う。
- 一つ先の駅やバス停まで歩く。
- 買い物に歩いて行く。
- 筋力トレーニングも取り入れよう
- スクワット
両腕を前に伸ばして3秒かけて腰を下ろして1秒間キープ。
ゆっくり元に戻す。
- スクワット

お酒
体に負担をかけない飲み方を意識しよう!
お酒の飲みすぎは、肥満や肝機能異常などの原因になります。まずは自分が普段どのくらいお酒を飲んでいるか把握することが大切です。そして、自分に合った方法で、少しずつ飲酒量を減らす工夫をしてみましょう。
- 飲酒量を見直そう
- メモやアプリに飲酒量を記録して「見える化」する。
- お酒を飲まない日をつくる。
- 飲み方に気をつけよう
- 食事をしながら飲む。
- 水とお酒を交互に飲む。
- 早めに切り上げる。

たばこ
今すぐに禁煙しよう!
たばこの煙に含まれる有害物質は、動脈硬化を促進させ、さまざまな病気の原因になります。また、吸わない人も受動喫煙により害を受けます。周りの人の健康を守るためにも禁煙を始めましょう。
- 吸いたくなったら気をそらそう
- 冷たい水やお茶を飲む。
- 歯を磨く。
- シュガーレスガムをかむ。
- 禁煙外来を受診してみよう
- 薬を用いてお医者さんのサポートを受けながら禁煙する方法。
禁煙に自信のない人におすすめです。
ヤマトグループ健康保険組合では、禁煙外来費用の補助を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。
- 薬を用いてお医者さんのサポートを受けながら禁煙する方法。

睡眠
生活リズムを整えて睡眠の質を高めよう!
睡眠不足やストレスが蓄積されると免疫力が低下し、あらゆる病気の引き金になります。よい睡眠は、疲れにくく、ストレスのたまりにくい体づくりにつながります。
- よい睡眠のために、生活リズムを整えよう
- 毎日決まった時間に起きて朝日を浴びる。
- 朝食をとる。
- 昼食後は散歩などの軽い運動を。
- 短時間の昼寝で眠気を解消。
- スマホやパソコンを使わない。
- ストレッチなどでリラックス。


ヤマトグループ健康保険組合の「健康づくり事業」も活用しよう!
ヤマトグループ健康保険組合では、健診結果のリスクに応じて、生活習慣改善のための面談を行い、皆さまの健康づくりを支援しています。ぜひ有効に活用し、健康増進に努めてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
