【第57回保健師コラム】
~心のバランスを保つために必要なこと~

みなさま、こんにちは。健保・保健師の肥後です。日々の業務お疲れ様です。

10月はストレスチェックの実施月ですね。

2024年度の労働安全衛生調査(厚生労働省)によると、仕事や職業生活で「強いストレス」を感じる事柄があると答えた人の割合は68.3%となっています。およそ7割と、ほとんどの方がストレスとどう付き合うか、が自身のテーマであると言っても過言ではありません。

ヤマトニュースの9月の阿波社長のメッセージでは、「心のバランス」について触れられていましたが、みなさまは、この「心のバランス」を保つためにどのような工夫をされていますか?

こんな方法でストレスを解消している、またはこんな切り替え方をしているなど、ぜひその方法を読者アンケートでシェアしてください!

今回は、一般的にはこんな方法がオススメですよ、という方法を記します。

✔寝る前に呼吸を意識してリラクゼーションを試みる

寝ても寝ても疲れが取れない…、または、いつも眠い…といった方にオススメです。時間は足りているはずなのに熟眠感がないのは、寝ている間にも緊張が続いている可能性があるからです。

【方法】

  1. 寝ながらお腹に手を当てて、お腹を凹ませながら息を吐く(できれば吐き切る)
  2. お腹を膨らませながら息を吸う(できればいっぱい)
  3. ①、②を繰り返す(できれば数回)

秒数に囚われなくても大丈夫です。緊張=交感神経にスイッチが入りっぱなしなところに、深い呼吸によって副交感神経を刺激することで、リラックスを呼びます。業務の合間に行うと頭の切り替えにもなります。

 

✔運動不足な方はぜひちょこちょこ運動を

デスクワークなどで運動不足な方には、ぜひちょこちょこと体を動かす「ちょこトレ」を採り入れてほしいです。運動することで、セロトニンなどの気持ちを安定させるホルモンの分泌が促され、前向きな思考に一役買います。
回数や、タイミングはそれぞれで大丈夫です。ワンフロア分階段を使う、立った時に屈伸をする、午後は遠い場所のトイレを使うなど、その時や体調に合ったやり方で無理なく続けることがポイントです。
目安としては、【1日10分多めに体を動かす】+10(プラステン)という考え方がオススメです。

➡10月からウォーキングイベント「歩fes.」のエントリーが始まります!
 初めての方も、これを機にぜひ「毎日の歩数を意識」してみてください。

今、運動習慣を獲得することは、将来の心身の健康に必ず役に立ちます。ポイ活にもなりますよ!


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それでは次回も、お楽しみに。

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