【10月はピンクリボン月間】
乳がん検診とセルフチェックで自分と大切な人を守ろう

🎀ピンクリボン月間とは🎀
乳がんの正しい知識を広め、早期発見・早期治療の大切さを伝えるための世界的な啓発月間です。

 

🌸乳がんについて

乳房の中にある乳腺にできる「がん」のことです。
日本人女性の場合、30代から罹患者が急増し40 代から60代が発症のピークで、乳がんにかかる人は年々増加しており、最もかかりやすいがんです。
初期にはほとんど自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまうことがありますが、早期発見・早期治療で、90%以上が治癒すると言われています。
だからこそ、若いうちから定期的な検診と日頃のセルフチェックが大切です。

📚ヤマトグループ社員の体験談

50代 業務役職者 Aさん
妻が44歳の時に乳がんが分かり手術をしました。
乳がんと判明した時、命に関わる病気であることから、妻はひどく落ち込み、泣きました。
手術当日は私も立ち会い、入院中は子供たちも学校帰りに毎日病院へ寄り、退院後も傷の手当てやその後の抗がん剤治療による副作用の対応など、家族全員で乗り越えた感覚があります。
私の出勤時間の調整などをしていただき、当時の上司や職場の同僚には感謝しています。
命が助かってホッとしていますが、私の後悔は、「妻に乳がん検診を受けさせていなかった」ことです。
妻が違和感を感じてからの対処となってしまいましたが、もっと早くに判明していれば、趣味だった温泉旅行に今も積極的に行けていたのかもしれないと、今でも頭をよぎります。
ぜひ何も症状がないうちから、乳がん検診を受けてほしいと思います。

🌸乳がん検診について

乳がん検診には、「マンモグラフィ検査」と「超音波(エコー)検査」の2種類があり、検査自体は通常10~15分程度です。なお、国の指針では、40歳以上の女性に2年に1回の受診を推奨しています。

マンモグラフィー検査

左右の乳房を片方ずつ挟み、X線で撮影し、しこりになる前の石灰化した小さな乳がんを発見するための検査です。実際に乳房を挟む時間は5秒程度です。

乳房超音波(エコー検査)

乳房に超音波をあてて内部からの反射波を画面に映し出す検査です。被ばくや痛みを伴うことがありません。

🌸ヤマトグループの乳がん検診について

ヤマトグループ健康保険組合では、下記の通り、乳がん検診を実施しています。ぜひ、この機会にご受診ください。

対象:30歳以上の女性被保険者
今年度よりマンモグラフィー検査必須

①全国巡回バスで受診(無料)
全国の事業所を巡回するマンモバスにて受診
お申し込みや日程は、所属の人事総務担当へお問い合わせください。

②市区町村や医療機関で検診を自費で受診【補助金申請】
補助金額:10,000円分までポイント付与

詳細は健康保険組合ホームページをご確認ください。

ご家族の方につきましても、オプション検査にて乳がん検診を実施しています(集合契約健診・巡回健診除く)。
🔶主婦健診・家族健診のご案内はこちら🔶
また、お住まいの自治体でも検診を実施している場合があります。各自治体のホームページからご確認ください。

🌸セルフチェックについて

乳がんは自分で発見できる数少ないがんです。月に1度、セルフチェックを行い、変化をチェックしましょう。
月経のある方は月経終了後、閉経している方は記念日など覚えやすい日に行いましょう。

セルフチェックで異常を感じたら、乳腺科のある医療機関を受診して下さい。

 

忙しい毎日の中でも、ご自身やご家族の健康のために、ぜひこの機会に検診と日頃のセルフチェックを行って、乳がんを予防しましょう。

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