【第55回保健師コラム】
~日本人の7割が寝ている間に〇〇している!~

 みなさまこんにちは、健保・保健師の肥後です。日々の業務お疲れ様です。

 暑いですね~ できるだけ毎日の睡眠をしっかりとって、疲れを翌日に持ち越したくないですよね。

ですが、ヤマト社員の事務一般職と役職者の4割以上が睡眠で休養が十分にとれていないことを、「ヤマトの人は○○~睡眠編~」の記事で取り上げました。ということは、これを読まれている方の中でも、けっこうな割合の方が、休養が十分にとれずに心身にストレスが蓄積しているのでは?と推察します。

ストレスが溜まると、歯ぎしりや食いしばりが起きることをご存知ですか

ストレス社会にあって、実は日本人の7割が寝ている間に歯ぎしりを起こしていると言われていますが、半数以上は音を立てないため、同じ部屋で寝ている人がいても気付いてもらえないということがあります。
 

歯ぎしりの何が問題か

①歯が摩耗して歯周病につながる、②顎関節症や頭痛を起こす、③睡眠の質の低下を起こす、この3点が挙げられます。しかも、③によってさらに歯ぎしりにつながる…という悪循環につながるのです。
 

歯医者さんを受診するとわかります

実は私がこのパターンで、子どもが大きくなったのでやっと自分の歯科治療を再開できる!と、久しぶりに歯医者さんを受診したところ、指摘を受けました。自分ではうまくストレスを逃がしているつもりでしたが、そんなことはなかったようです。そう言えば、冷たいものがしみるようになったわけです…

今は、摩耗してしまったところを少し削ってお薬を塗る治療をしており、この後寝ている間に歯を保護するためのナイトガードを作る予定です。放っておくとどんどん歯を摩耗させ、どれだけケアしても歯周病が進行し、ゆくゆくは歯を失うことになりかねません。睡眠の質を下げるという悪循環を断ち切るためにも、保険適用にて5000円程度で作れるようなので、作ってみることにしました。
(※歯医者さんによって治療法や金額も異なる可能性があるので直接ご確認ください)

また、デスクワークの方にはぐっと噛んでしまう「食いしばり」が多いことがわかっています。起きている間はできるだけ上の歯と下の歯を離すように意識すると、悪化を防ぐことにつながります。

もし、これを読まれている方で「久しく歯医者に行っていないなぁ」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ「歯ぎしり/歯の摩耗のチェック」のためにも、歯医者さんを受診することを強くお勧めします!

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今回は私の体験談をもとにお送りしました。どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

それでは次回も、お楽しみに。

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